HSK受験体験記
黒木 美歌さん IT会社
HSKを受験して
スコア:筆記6級 248点(2012年3月)
黒木 美歌さん
IT会社
HSKを受験しようと思ったきっかけ/理由/目的
会社の上司に受験を薦められ、受験を決めました。 現在勤めている会社は、中国での業務拡大に伴い、HSKを受験する社員が増えています。 HSKは中国で作成されている試験なので、不自然な問題がなく、時代に沿った問題が出題されることもあり、中国語だけでなく、中国の事情を理解することにも役立つと感じています。
HSKを受験して役に立ったこと
私は「縮写(要約問題)」の部分が苦手でしたので、この部分の練習には苦労しました。 過去問題集や模擬問題集を購入し、実際に解いてみて中国人の友人に添削してもらっていました。 この練習により、日本語の漢字とは違う漢字を覚えることに大いに役立ちました。 それまで日本語の漢字と同じだと思っていた中国語の漢字で、実際には少し違うと発見したものもたくさんありました。 普段、パソコンで中国語を打つことが多く、実際に書く機会が少ない私にとって、集中的に中国語の漢字を訓練するよい機会となりました。
中国人の話す真意を理解し、自分でも表現できるレベルを目指して
中国人の習慣、文化、言語上での表現方法の特徴を理解し、彼らの言葉の裏に隠されている真意を理解できるようになることが目標です。そのためには、多く聴き、話す必要があります。 日ごろから、中国のラジオを聴いたり、テレビを見ることで耳を鍛え、自分でも話すことで「語感」を磨いていきたいと思っています。 数年後には、中国現地のスタッフに「日本人であることを忘れていた」と思ってもらえるくらいの会話ができるようになりたいです。 今回の受験結果に満足せず、今後も定期的に受験をすることで自分のレベル確認を行い、中国語学習を継続していきたいと思います。