次回日程

  • 01月26日(日)
  • 11月26日(火)~ 01月03日(金)
  • 筆記・口試
  • 全国主要4都市

受験者インタビュー

HSKを活かして留学&就職を実現!

大手食品メーカー内定

本田大貴さん
取得スコア:HSK6級

大手食品メーカー内定

◆中国語を学び始めたきっかけを教えてください
中国語を学ぶきっかけは、高校時代の先生に「英語以外の言語を学ぶなら何が良いか?」と尋ねたところ、「中国語がいい」という一言があったからです。そこで大学へ進学後、第二外国語の履修を機会に中国語を学び始めることに決めました。
◆実際に中国語を学んでみていかがでしたか?
はじめて中国語に触れた時は「発音(四声)」が難しかったです。中国語を習い始めて半年経った頃、近くの中華料理店に行き、そこで自らが学んだ中国語で中国人の店員に話しかけてみたのですが、全くと言って良いほど通じませんでした。それが悔しくて、発音を1から学び直しました。この経験から本気で中国語を極めようと決意し、その後も学内の中国人留学生との交流を重ね、ネイティブの自然な中国語に触れることに注力し続けていました。その成果もありHSK4級まで取得することができました。(2019年12月1日取得)HSK試験においては、中国語でのコミュニケーション能力を測ることに重きが置かれ、実用性の高い試験であるため、ネイティブと話すことで習得した中国語は、HSK試験においても大変役立ちました。HSKを取得したことをきっかけに、大学2年の9月に北京師範大学へ短期留学に行きました。
◆HSKを活かして留学をした感想はいかがでしたか?
北京師範大学へ3週間の現地留学に行き、はじめて中国を訪れました。実際に訪れた印象は、中国人は明るく、親切な人が多いこと。これは日本にいた頃の印象と全く変わりませんでした。いま振り返ってみると実際に中国で生活していた時は、常に現地の先生、友人にお世話になっていたことに気づかされます。例えば休み時間には、友人が学校周辺にあるタピオカ屋に連れだし、放課後になると、街に出て火鍋にもよく連れて行ってくれました。また中国人の先生が私を家に招いてくれた時には、兎肉や郷土料理を食べさせてくれたことは今でもいい思い出のひとつです。中国の街並みについては、近代的で発展した中国の様子と昔ながらの中国らしさを両方楽しみました。また留学期間中はすべて中国語で授業を受講し、さらに各国から来た留学生との交流もありました。中国語学習のみならず留学生同士で切磋琢磨し合える仲間ができたことも、現地留学ならではの醍醐味だったと感じています。
◆HSKを活かして就職!
大学進学後、一から学習をはじめた中国語の実力も、就職活動の時期には6級までに達していました。私が「中国語」という強みを活かして就職活動に臨もうと決意した頃、「中国語を活かした仕事がしたい」という自身の想いと「中国語人材が必要である」という企業側の想いが一致した企業に出会いました。その企業は海外事業の拡大に力を入れており、各国に生産拠点を保有していることから、学生時代に中国語を学んできた自分へ興味を持っていただくことができました。最終面接では面接官から「中国語で話してみて」と言われ、HSK六級の実力と現地で磨き上げた会話力で乗り切ることができました。その後、大手食品メーカーから内定をいただきました。就職先では中国でも事業展開しており、事業所などもあるため、今後はより中国語の運用能力を高め、就職後は駐在のチャンスを掴んで中国で活躍したい!という目標があります。就職活動を通じて英語を話せる人は多くいると改めて実感しましたが、中国語を話せる日本人はまだまだ少数です。学生時代に培った中国語力を社会人になっても最大限活かしていきたいと思います。
◆中国語学習者の皆様へメッセージをお願いします!
中国語学習者の皆さんにもぜひ自分の目で中国をみて、現地の様子を肌で感じてみてほしいと思います。私は中国語との出会いによって自身の大学生活が充実し、そこから人との出会いや将来の方向性など、得られることが数多くありました。また一からはじめた中国語も、今では自分の強みとしてアピールできるようになったことで就職活動も納得のいくかたちで終えることができました。またHSKを取得していたことが、語学能力の証明だけではなく、就職活動をする上で自分に自信も与えてくれました。
学生で中国語を履修した人も、興味を持って学んでみようと思った人も、きっかけは様々ですが、楽しみながら中国語を学び続けてください。