次回日程

  • 12月22日(日)
  • 11月13日(水)~ 12月05日(木)
  • 筆記
  • 全国主要4都市

企業インタビュー

中国最大、世界展開中の超大企業!中国語も英語も磨くチャンス!
Trip.com・ジャパン株式会社

Trip.com・ジャパン株式会社
人事採用担当 成 業 様
インタビュアー 株式会社フェローシップ代表取締役 小山剛生
フェローシップは、企業の求人を単にご案内するだけの派遣会社・紹介会社ではありません。
“がんばる人の成長”にスポットを当てて、あらゆる角度からサポートする会社です。
そのせいでしょうか。私たちに求人をご依頼いただく企業の大部分は、 「仕事の幅を広げたい!」「成長したい!」方々を大歓迎してくださっています。 さまざまな企業が、皆様の意欲を待っています。
フェローシップを通じて、皆様の可能性を刺激する企業や仕事に出会ってください。

本日は、Trip.comグループ日本支社(以下Trip.comジャパン)人事の成 業様にお話しをうかがいました。
●成様の簡単なプロフィールを教えていただけますか?
はい、実は来日前は弊社の中国上海本社で2年間ほど勤務していました。日本に来た経緯ですが、私が通っていた高校は愛媛県の高校と姉妹校で高校1年の時に10日間ほど愛媛で過ごしました。町や風景がとても美しく、そして食べ物がおいしく、日本で生活してみたいと思いました。そんな思い出があり、2016年に上海本社を退職し、日本に来ました。日本に来てからは語学学校で日本語を勉強し、学校を卒業し日本で働こうと思いました。そうしたら上海で勤務していた会社がTrip.comジャパンとして日本に法人を設立していたので、またこの会社で働きたいと考え入社をしました。再入社した理由ですが、旅行が大好ですし、OTA(Online Travel Agent)業界は将来性がありますし、何より会社の風土が気に入っていたからです。
●Trip.comジャパンとは?
上海本社のCtrip.com.cnは、James Liang (ジェームス リャン)が中心となり1999年に設立されました。梁建章会長が起業したきっかけは、中国人はエアチケットを買う際電話のみで手間がかかっており、ネットでできたら便利だろうとエアチケット予約をネットでできるビジネスを起こしたことによります。その後はホテル予約、旅行商品販売、VISAの申請代行、レンタカー、法人向けサービスなど幅広く事業を拡大し、旅行や出張に関わるあらゆるサービスを行っています。
規模も拡大しており、中国国内は全土、シンガポール、ソウル、北米、東南アジア全般、インドなどグローバルに進出しています。2003年には米国ナスダックに上場、2021年に香港証券取引所上場香港市場上場も果たし、現在は228億USドル(約2兆5000億円)の時価総額を誇る世界を代表する企業に成長しています。ハイテク業界と従来の旅行業界のシームレスな統合に成功したモデルを実現し、世界にイノベーションをもたらしている企業です。
日本法人は、2014年に設立されました。日本は観光立国やグローバル化を目指しており、多くの外国人が旅行や出張で来日していました。中国からの旅行者の約60%がctrip経由なのです。そういったインバウンド需要やグローバル化によるアウトバンド需要を見越し、設立いたしました。
●社内の雰囲気や文化は?
日本法人にかかわらず、フラットでベンチャー企業っぽいと思います。中国でいち早くレンタルWIFIビジネスを開始したのですが、そのきっかけはある社員が日本訪問した際、日本でレンタルWIFIが開始していたのを見て「これは中国でもニーズがある」と感じ、社内提案したことよります。早々にチームが発足しビジネスがスタートしました。そんな雰囲気は弊社にとって世界共通なのだと思います。
少し日本法人について説明しますが、オフィスの雰囲気はインターネットベンチャー企業っぽいと思います。部長専用の席もなく、社内はとてもフラット。コミュニケーションも活発でにぎやかです。特に営業の方の場所とか。30歳前半の平均年齢(←平均年齢は30歳前半。の方が分かりやすいかもしれません。)。コールセンターだけみると。
結果を出せば、いい提案をすれば、資源をだしてくれる会社です。社内でベンチャープロジェクトを発足したり、ビジネスユニット(BU)をつくったり、会社を作ってしまうこともあります。日本法人もそんな文化を目指しています。
●仕事や職場で中国語を使う機会は?
日本法人は、インターナショナルトラベルジャパン、エアチケットジャパン、トリップ.comジャパンの3ビジネスを展開しています。日本全国8オフィス(沖縄、九州、名古屋、大阪、東京、仙台、札幌)で総勢210名の社員が働いています。60%が日本人、40%が外国人です。外国人の国籍は、中国が主ですが、韓国やオーストラリアなどバラエティーに富んでいます。日本語のみで仕事が可能なポジションの方が多いですが、職場で中国語を使用する機会はいくらでもあると言っていいと思います。もちろん英語も飛び交っていますので、トリリンガルを目指されている方にとっても楽しい職場ではないでしょうか?
中国語が必要なポジションは、オペレーションと管理部などになります。中国本社とコミュニケーションをとるので中国語と日本語の使用頻度は50%50%です。
PRとか、ガバナンスリレーションシップなどのポジションは、上司がシンガポール在籍、メンバーはオーストラリアや韓国在籍など国境を越えてのチーム構成になります。公用語は英語になります。
また、コロナ前は中国本社への出張や中国本社社員の来日なども頻繁にありました。年に1回、創業日(11月23日)をカラフルデーといって全世界から数名が集まって大規模イベントをしています。中国語ができると当選率が高いかもしれません(笑)。
●HSK資格は貴社への就職活動でプラスになりますか?
はい、中国語を勉強しているという観点でプラスになります。中華系の文化に興味があるとも感じますので雰囲気や文化になじみやすいと思います。一方で、履歴書に中国語が話せると書いてあってもHSK5級以上でないとなかなかビジネスでは使えないと考えています。中国語を使用しない営業職やカスタマーセンター職は、「中国語を勉強しています」でも十分にプラスイメージです!
また、語学取得は会社として奨励しており、HSKなどのテスト日は、テスト休暇(有給)を取得ことができます。
Trip.comジャパンで募集しているポジションを教えていただけますか?
たくさんのポジションで募集しています。
中国語は必須ではないポジション、必須のポジション、様々ございます。
●Trip.comジャパンへの就職を希望されている方へ
ブランド名のctripは、Customers, Teamwork, Respect, Integrity, Partnerからとったものです。
この意味は社員全員が大事にしている価値観でもあります。価値観が共有できる人にぜひ来てほしいと考えています。
●最後に一言
HSKの資格をとるために中国を勉強されているかと思います。ぜひ資格取得していただき、そして日常的に中国語を使いたい、もっと中国人らしくしゃべりたい、といったお気持ちなら弊社はそういった環境がそろっており、多いに社会人生活を楽しめるのではないかと思っています。
インタビュアー 株式会社フェローシップ 代表取締役小山剛生
一般社団法人日本青少年育成協会/HSK日本実施委員会の会員である株式会社フェローシップが運営する、中国語人材に特化した求人サイトです。
中国語を活かした就職に、ぜひご活用ください。